十三回忌の挨拶はどのようにする?家族だけで行うメリットと香典についても解説

十三回忌の挨拶はどのようにする?家族だけで行うメリットと香典についても解説

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故人が亡くなってから12年の月日を経て行われるのが十三回忌法要です。十三回忌法要では、友人やご近所の参列者はほぼおらず、故人の家族や親族のみで行われることが多い傾向にあります。満12年目の命日に行うのが正式ではありますが、親族の都合に合わせて、命日に関わらず前後の日程で行われるケースも珍しくありません。

十三回忌の施主の挨拶

(例文)
「本日はご多忙の中、○○(故人)の十三回忌法要にお越しいただきましてありがとうございます。〇時ごろから法要を始めますので、あちらでしばらくお待ちください」

法要開始時の挨拶の例としては、以下のような挨拶がよろしいでしょう。

(例文)
「本日はお忙しいなか、お集まりくださりありがとうございます。それではこれより○○(故人)の13回忌法要を執り行いたいと存じます。それでは、ご住職、よろしくお願いいたします。」

法要が無事終了しましたら、以下のような挨拶をします。この挨拶で、会食がある場合の案内も兼ねましょう。

(例文)
「本日はお忙しい中、お集りいただきありがとうございました。おかげさまで○○(故人)の十三回忌の法要を無事終えることができました。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 なお、心ばかりではございますが、ささやかな席をご用意しております。お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさってください。本日はまことにありがとうございました。」

会食が始まり、献杯の際には以下のような挨拶をおこないます。

(例文)
「本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。こちらの席では○○(故人)が好きだったお酒を味わいながら、○○(故人)についての思い出話をお聞きしたいとおもっております。では、まずは献杯させていただきます。献杯。」

会食では訪れた親族や家族で、故人のエピソードを話すとよいでしょう。会食が終わりましたら、最後に挨拶をして、法要を終了します。

(例文)
「本日はお忙しい中、最後までお付き合いくださりありがとうございました。そろそろお時間となりましたので、名残惜しくはありますが、これにてお開きにしたいと存じます。 これからも変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。本日はまことにありがとうございました。」

なお、法要でおつとめをしてくれた僧侶への挨拶も忘れてはなりません。僧侶が会食に参加しない場合には、法要が終わった際にお布施と車代、御膳代をお渡しします。以下の例のようにお話をし、感謝の気持ちを伝えましょう。

(例文)
「本日はご多用のところ○○(故人)のために、大変ていねいなお勤めをたまわり、ありがとうございました。おかげさまで、無事に十三回忌法要を終えることができました。どうぞこちらをお納めください。」

僧侶が会食に参加する場合には、会食後に挨拶します。僧侶が帰る際に挨拶を述べてお布施などをお渡ししましょう。

(例文)
「本日はご多用のところ○○(故人)のために、大変ていねいなお勤めをたまわり、ありがとうございました。また、ご多忙の中、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。おかげさまで、無事に、十三回忌法要を終えることができました。どうぞこちらをお納めください。」

このように感謝の気持ちをシンプルにお伝えするのがよいでしょう。すでに十三回忌であれば、僧侶との付き合いが長くなっているかと思います。あまり形式ばらずに思いをお伝えするように意識するとよいですよ。

十三回忌を家族だけでおこなう場合のメリット

十三回忌などの年忌法要については、年月が経過すればするほど、遺族や家族のみで行われるようになります。大々的には行わずにこじんまりとした十三回忌法要が一般的でしょう。

家族のみで行う法要では、香典返しなどの費用もかからず、会食の費用も家族分のみですみます。大規模にお寺や式場で行わずとも、ホテルで食事をしたり自宅で故人の思い出を語り合ったりと、家庭の状況に沿った法要のスタイルでよいところがメリットです。

遠方の親族は無理に招待せず、法要が終わった後にその報告を兼ねて手紙を出すとよいでしょう。

十三回忌のお布施

僧侶に来ていただいて読経をあげる場合は、僧侶へのお布施をお包みしします。気持ちを額に表すものですので、いくら程度は包まねばならないという決まりはありませんが、相場の目安としては、お布施は1万円程度とされています。ただし、僧侶に出向いてもらったお礼としてお車代もお包みしなければなりません。お車代については、5千~1万円が一般的です。また、会食を行う場合は、僧侶にも食事の席に出席していただけるようお声がけをします。僧侶が会食を辞退される場合は、御膳料として1万円程度を別にお包みしましょう。

つまり、お布施、お車代、御膳料の3つを僧侶にお渡しすることになります。マナーとして、それぞれ別々の封筒にいれた上で、お盆に乗せて僧侶にお渡しします。

この時、現金で直接渡したり、僧侶に直接手渡しはしません。切手盆と呼ばれるお盆に乗せてお渡しするのが礼儀作法とされています。

十三回忌の香典の金額目安と、香典返しについて

香典袋にお金を包む際には、「4」や「9」のつく金額は避けるようにします。「4」や「9」は、縁起の悪い「死」や「苦」を連想させてしまうためです。また、お金の枚数は偶数をさけるようにします。ただし唯一、2万円だけは認められているケースが多いです。

香典の金額は故人との関係性と、法要の規模によっても異なります。以下を一定の目安と考えましょう。

故人が実父や実母:1万円~5万円

故人が自分の祖父母:1万円~3万円

故人の親戚:1万円~3万円

親しい友人:5千円~1万円

なお、夫婦で出席する場合は、2人分の金額を包みます。お香典は、2万円~3万円が相場です。会食に参加する場合は、食事代として一人につき1万円程度を上乗せしましょう。

家族で出席する場合、香典の金額に、子どもの分の香料を包む必要はありません。しかし、子どもの分でも食事代は包むようにします。中学生以上なら1万円、中学生未満なら、大人の半分の5千円ほどがよいでしょう。取り分けで十分な幼児であれば、特に食事代は必要ありません。

お香典に対する引き出物に使うのしの水引きは、黒白または双銀の結び切りにします。引出物の内容は、石鹸や洗剤、タオルなどの実用品や食品等が主流。遠方からくる親族や友人が参列する場合、かさばるものは避けましょう。引き出物の予算は、2,000?5,000円程度が一般的です。のしの表書きは、「粗供養」「志」などとしましょう。また、法要後の会食を行わない場合は、折詰めの料理と酒の小壜を用意し、引出物と一緒にお渡しするのが正式です。

十三回忌のまとめ

十三回忌は故人が亡くなってから長い月日がたってからの法事です。家族の状況が変わっていることも考えられるため、そのときの状態に応じて無理のない内容としましょう。故人を偲ぶ場として、静かで有意義な時間が過ごせるとよいですね。

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