七回忌の挨拶はどのようにする?家族だけで行うメリットと香典についても解説

七回忌の挨拶はどのようにする?家族だけで行うメリットと香典についても解説

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七回忌は、亡くなってから満6年目の命日に行う法要です。七回会(ななかいえ)や七年忌とも呼ばれます。7年目ごとに年忌を行うのは本来の伝来仏教の風習ではなく、日本古来の風習により、七回忌以降の法要は日本独自にあとから行われるようになったものです。本来は命日ぴったりに行われたものですが、気候や時期の都合によっては、少しずらして行われることも多くなっています。

七回忌での施主の挨拶

法要では、施主が挨拶をする場面があります。一つ一つの場面でていねいな挨拶を心がけ、参列した人たちへの礼儀を尽くしましょう。

まず、受付で参列者の方に挨拶をする場合には、何時ごろから読経が始まるかなどの段取りをお伝えし、待機する場所へ誘導をします。

(例文) 「本日は、お忙しい中お集まりいただき、まことにありがとうございます。どうぞこちらでお待ちくださいませ」

参列者が集まり、法要が始まる場面でも、挨拶を行います。

(例文) 「本日は亡き○○の七回忌の法要にお越しいただき重ねてお礼申し上げます。 それではこれより七回忌法要を始めさせていただきます。ではご住職、よろしくお願いいたします。」

法要が終わる場面では、参列者にお礼を申し上げつつ、会食を行う場合はその案内をします。

(例文) 「本日はお忙しい中、お集りいただきましてありがとうございました。おかげさまで〇〇の三回忌法要を無事終えられ、故人も安心していることと思います。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

(法要のあとに会食がある場合) なお、粗宴ではございますが、別室にてお膳をご用意いたしました。お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさっていってください。本日はまことに、ありがとうございました。」

会食の終了時には、最後の感謝の言葉を述べて、お開きとなります。

例文「本日はお忙しい中、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 皆様にお集まりいただき、亡き○○にとって何よりの供養となりました。名残惜しいところではございますが、そろそろお開きとさせていただきたいと思います。 今後も変わらぬご指導、お付き合いをよろしくお願いいたします。みなさま、どうかお気をつけてお帰り下さい。」

最後の挨拶の場面では、故人と参列者の関係性やその場の雰囲気により、故人の生前のエピソードを交えてお話してもよいでしょう。

(例文) 「生前もみなさまとこうして楽しく食事をすることが大好きだった〇〇のことを思い出しながら、有意義な時間を過ごさせていただきました。楽しかった〇年前の正月のことを、昨日のことのように回顧いたしました。」

なお、僧侶への挨拶は、僧侶が会食に出席する場合は会食後、辞退される場合は法要後に行います。以下のように、ていねいに感謝の言葉を述べましょう。

(例文) 「本日は大変ご丁寧なおつとめをたまわりまして、誠にありがとうございました。おかげさまで無事、法要を執り行うことができました。 心より感謝申し上げます。どうぞこちらをお納めください。」

七回忌までの法要を同じ僧侶にお願いしている場合、もう何度かお会いしているため、あまり形式ばらずに自然に感謝の言葉を申し上げれば十分です。

七回忌を家族だけ行った場合のメリット

三回忌法要までは親族や親しい友人を招くことも多いものですが、七回忌法要以降は、故人の配偶者や子供たちの家族だけで行うのが一般的です。

親戚や故人が生前親しかった友人に声をかけてもよいですが、法要は人数が増えると準備が大変になります。会食や引き出物の費用もかかるため、慎重に判断しましょう。七回忌以降に関しては、家族だけで行う旨を先に親族に相談する必要もないでしょう。ただし、法事を重んじる習慣がある家系の場合は、お互いに不信感を持たないためにも相談をしておくと無難です。

七回忌の香典と香典返し

七回忌の法事に参列する場合はお香典もしくはお供えを持参します。また、法事に参列しない場合でも、七回忌が近づいたころに供物料やお供えを郵送する場合もあります。のしは双銀の結びきりの水引、現金の場合は「御供物料」、品物の場合は「御供」と記します。金額の相場は5,000円~10,000円程度です。

持参する香典は、法要の規模や故人との関係性によりますが、10,000円~30,000円程度が相場です。会食にも参加する場合は、その食事代も考慮した金額を包みましょう。

法要に人を招いた場合は、引き出物を用意します。金額は2,000~5,000円程度が一般的で、実用的なものや食品などがよいでしょう。ただし、参列者が遠方の場合には、かさばったり荷物になったりするものは向きません。表書きは「志」または「粗供養(そくよう)」としましょう。

七回忌の服装

七回忌の法事からは、遺族や親戚だけで規模を小さくして営まれるのが一般的です。施主も三回忌までは喪服を着用しますが、七回忌以降は略式礼服、または地味な平服でもよいでしょう。ただし施主が参列者よりも格の低い服装にならないよう、注意が必要です。

幼児や赤ちゃんの場合は、持っている服の中で黒や紺などダーク系のものを着せれば大丈夫です。上着が必要な時期や場所ならば、できるだけ無地の黒や紺のブレザーやカーディガンにしましょう。制服がある場合は、制服とします。靴下や靴も黒が望ましいですが、学生なら白でもよいでしょう。幼児の場合など、スニーカーをはく場合はカジュアルすぎない黒か紺が理想的です。

七回忌のまとめ

七回忌は日本独自と言われる故人を偲ぶ機会です。月日が経っても忘れることがない故人との思い出を語らう場として、家族でよい時間を過ごせるとよいですね。

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