お布施とは
- Q. お布施とはなんですか?何に対して支払うものなのですか?
- A. お布施とは、法要の導師をつとめてくれる僧侶に対して、読経料や戒名料(戒名をつけてもらう料金)という意味で渡すお金です。 また、そのお寺のご本尊に対するお供えという考え方もあります。 読経をしてもらったり、戒名をつけてもらう限りは、お布施という形で直接お金を渡します。
- Q. お布施は絶対に渡さなければいけないのですか?
- A. はい。お布施は法要を行なう限り、必ず渡さなければいけない感謝のお金です。 金額に相場はありますが、渡さないという選択はありません。 包める金額でいいので、感謝の気持ちを表すものとして必ずお布施は渡しましょう。
- Q. お布施は手渡しでいいのですか?正しい渡し方を教えてください。
- A. お布施を直接手渡してはいけません。 必ず、小さなお盆に乗せて渡すか、ふくさの上に乗せて渡します。 直接の手渡しはマナー違反なので気をつけましょう。
- Q. お布施を渡す時の向きに決まりはあるのですか?
- A. 僧侶から見た時に、お布施の文字が正位置になるのが正しい渡し方です。 お盆で渡す場合も、ふくさで渡す場合も、向きは同じです。 間違えないように気をつけましょう。
- Q. お布施はいつ渡せばいいのですか?法要前に渡した方がいいですか?
- A. 法要前に渡すのはNGです。 お布施は、読経が終了したらお礼の言葉を添えてお渡しします。 会食に僧侶が出席される場合は、会食後にお礼の言葉を添えてお渡しします。
- Q. お布施を渡す時に挨拶などするのですか?
- A. お布施を渡す時は、お礼の言葉を添えます。 特に決まりはありませんが「本日は、ありがとうございました。どうぞお納めくださいませ。」や「おかげさまで無事葬儀を執り行うことができました。ありがとうございました。」や「お礼です。どうぞお納めくださいませ。」などがふさわしいです。 形式にとらわれすぎず、気持ちを込めて伝えるようにしましょう。
お布施の関連記事
お布施とは
お布施とは、法要の導師をつとめてくれる僧侶に対して、読経料や戒名料(戒名をつけてもらう料金)という意味で渡すお金です。また、そのお寺のご本尊に対するお供えという考え方もあります。読経をしてもらったり、戒名をつけてもらう限りは、お布施という形で直接お金を渡します。お布施とはの詳細はこちら
お布施の書き方
お布施の表書きは、薄墨ではありません。黒墨ではっきりと書きます。表書きは、「御布施」や「お布施」と書くのが一般的です。何も書かずに渡すこともあります。お布施の書き方の詳細はこちら
お布施の封筒
お布施を包む封筒は、2種類あります。丁寧な形式は中包みと上包みがある奉書紙です。奉書紙とは、半紙でお札を包んでさらに中包みで包みます。さらに、上包みの奉書紙で包む形式です。もうひとつは白い封筒です。専用の白い封筒もありますが、普通に白い封筒でも大丈夫です。ただし、郵便番号欄が印刷されたものは不可です。表書きがすでに印刷されているものもありますので、お急ぎの時などに便利です。お布施の封筒の詳細はこちら
お布施の相場
通夜や葬儀のお布施の相場には、かなり幅があります。平均的には、2日間の場合、20万円前後です。相場は、15万円~50万円となっており、戒名や法名の種類によってもかなり幅が出てきます。通夜や葬儀のお布施の相場がわからない時は、葬儀社やお寺などに聞いてみましょう。葬儀社のスタッフに尋ねると、だいたいの金額は教えてくれます。お寺に聞く場合は、「みなさんどれくらいされてますか?」という尋ね方がベストです。お布施の相場の詳細はこちら
お布施の49日法要
49日法要は、故人が成仏して、あの世に渡る日と考えられています。迷わず成仏できるようにという祈りをこめて、法要が行なわれます。お布施の49日法要の詳細はこちら
お布施と納骨
納骨法要や納骨式のお布施の相場は、だいたい1万円~5万円くらいと言われていますが、決まりはありません。包める金額で無理のないようにしましょう。お布施と納骨の詳細はこちら
お布施と一周忌
一周忌のお布施の相場は、だいたいお布施は3万円~5万円程度です。しかし、これも特に決まりはありませんので、包める金額を基準にしましょう。地域やお寺で相場が違うこともあるので、親戚やお寺などに尋ねてみるのもいいかもしれません。お布施と一周忌の詳細はこちら
お布施と法要
祥月命日の法要などのお布施の相場は、だいたい5千円~1万円程度が一般的です。しかし、これも決まりではありませんので、親戚などと相談した上で包める金額を渡すのがベストです。お布施と法要の詳細はこちら
お布施と新札
お布施もお香典と同様に古札です。お祝い事は新札(ピン札)で、お悔やみごとは古札だと覚えておきましょう。お布施と新札の詳細はこちら
葬儀プラン
寺院葬儀プラン
寺院葬儀とは、お寺で行なう葬儀のことをいいます。菩提寺や昔からお世話になっているお寺、また同じ宗派の中のお寺に依頼して、本堂やお寺が指定する貸式場などで葬儀が行なわれます。寺院葬儀プランの詳細
寺院葬儀のメリット
本堂には、もともと厳かな祭壇が用意されているので、最初から祭壇を用意する必要がなく、費用をかけずに厳粛な雰囲気の中、葬儀を行なえます。寺院葬儀のメリットの詳細
寺院葬儀のデメリット
寺院葬儀は、家の代々の宗派の菩提寺やお寺で行なうため、宗派が限定されます。家の代々の宗派の人がメインで行なわれる葬儀になります。寺院葬儀のデメリットの詳細
人気記事
-
1
お布施 相場
お布施
通夜や葬儀のお布施の相場には、かなり幅があります。平均的には、2日間の場合、...
-
2
浄土真宗の葬儀・お布施(相場)
宗派
浄土真宗とは、親鸞が開いた浄土教の一派です。親鸞は、浄土宗の開祖の法然の弟子...
-
3
葬儀費用
葬儀費用
寺院葬儀とは、お寺で行なう葬儀のことをいいます。菩提寺や昔からお世話になっているお寺...
-
4
永代供養
永代供養
永代供養の費用は、これといった決まりや相場がありません。 基本的には寺院の宗教行為...
-
5
49日法要
法要
49日法要は、故人が成仏して、あの世に渡る日と考えられています。 迷わず成仏できるようにという祈りを ...
-
6
お布施と納骨
お布施
納骨法要や納骨式のお布施の相場はいくらですか? A. だいたい1万円~5万円くらい...
葬儀の本 ランキング 関連記事
図解「やること・やる順」身内が亡くなったときの手続き
不幸があったそのあとに、何をまずするべきか、などの、慣れていないと大変難しい判断を迫られる事柄について、たくさんの絵、図、そしてフローチャートなどを駆使して解説してくれている詳細はこちら
これからの「葬儀」の話をしよう
最新の葬儀事情を追ったルポタージュ、といったものだと思います。孤独死とはどういったものなのか、特殊清掃とはなんなのか、遺骨が引取りを拒否される状況とはどういった理由から発生するのか。詳細はこちら
心に響く弔辞 葬儀のあいさつ実例集 新装版
初めての葬儀で、経験が無く、弔辞内容を考えられない人や、慣れてはいるが、より良い内容を考えたい人などにうってつけの本だと思います。詳細はこちら
葬儀・法要・お墓・相続の心得事典
新しいスタイルの葬儀それぞれにも、やはり、それらに合ったしきたり、マナーなどがありますので、そういったこともしっかり書かれているようです。詳細はこちら
家族が亡くなったときの 手続きどうしたら
家族が亡くなった時の葬儀やその後に必要な各種手続きを遺族が順を追って理解できるようにまとめてあったので分かりやすかったです。詳細はこちら
もう悩まない! 葬儀・仏事・お墓 ズバリ! 解決アンサー
家族葬という言葉の意味の説明、香典の相場などの解説、墓じまいとは?、新盆とは?などの疑問に対する答え、などなどが大変分かりやすく載っています。詳細はこちら
葬儀・相続 手続きとお金
突然の不幸に見舞われて何をしていいのかわからない、といったような方が緊急マニュアル的に利用するのにも適していると思います。詳細はこちら
自分でできる! 身内が亡くなった時の手続・事前の備え
死亡届から葬儀までの流れを具体的に説明してくれている点、さらに「相続人、相続財産の調査とはどういった意味を持つ調査なのか」、などの疑問に対して、しっかりと解説されている。詳細はこちら
お墓とお葬式のすべて
葬式の種類、例えば一般葬や家族葬、さらには自然葬など、を詳しく知りたいと思っている方にも適した本だと思います。詳細はこちら